始まりはいつも突然 2008-11-23│00:00│ comment(1)│

 

物語とはいつも唐突に始まりを告げる

 

なんの前触れもなく、しかし着実に物語りは動き始める。

 

 

 

これはある友の実らぬ恋を描いた切なく甘い青春のラブストーリーである。 

 

 

 

 

 

 

その日、

私はＲＳの欠片を集め終わり、天上界に向かうために2人の仲間と共に意気揚々と懺悔の部屋に向かった。

Ｇメンの　yassi君と東田さんである。

 

我々3人は順調に懺悔の部屋を突き進みハイムダルの手紙をセーラに渡すことに成功した。

 

そして苦もなく天上界に行き報酬をもらうことができた。

3人は「おつかれ＾＾」と言いあい、天上界を後にする。

 

たわいのない会話をしながら狩りを楽しむ、何も変わらぬ日常

いつもと変わらぬ平凡なＲＳライフを満喫しながら私はアリアンに帰還した。

 

 

 

その時だった

 

 

 

画面左上にＰＴのリダ変更のテロップが表示されたのだ。

 

「え？なに？」

 

私はリダにされてしまった。 

2人が抜けたわけでも黒落ちしたわけでもなく回ってきたリーダーに一瞬困惑するも特に気に留めることもなく露店を見回る作業に戻る。

 

しかしふと見たＰＴ欄のＰＴ状態が「ＰＴ募集中」になっていることに気付いた私は恐る恐る画面をスクロールしていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

　　　！！？

 

 

 

私は目を疑った。

いつからこの醜態を晒していたのか分からない。鯖中にガチホモＰＴ説明が表示されているのだ私の名前とともに。

 

恐怖と羞恥の狭間をさまようも頭は冴えてきている。まったく不思議なものだ、

分かっている。

 

 

犯人はヤツだ。

 

分かっている。

 

しかし今はこの現状をいかに乗り切るかが問題なのだ、犯人を見つけることが先ではない。

一刻も早く鯖中に表示されているガチホモ文と私の名を消す必要があるのだ。

どうすればいい、どうすれば・・・・

 

！！

 

何を悩んでいるんだ、簡単なことではないか。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これでいいんだ

 

 

　問　題　解　決　☆

 

 

 

完璧だ。Speedy且つＣＯＯＬに打開したのだ

これでヤツの標的を逸らすことに成功したはずだ！

 

 

 

 

 

 

・・・・と思った瞬間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼もまたかなりの切れ者のようだ。

 

 

 

 

我先にとリダを回しあうメンバーたち。 

 

 

しかしやつの暴走は止まらない！

 

まったくもって恐ろしい！

 

 

 

 

 

 

 

そして悪魔はその矛先を一人の若者に向けた。

 

 

 

 

完全ロックオン体勢・・・

 

 

 

 

 

 

 

ひ・・・東田さん・・・・・

貴方の事は忘れないからね・・・・・

私のために犠牲になってくれた貴方のことを・・・ずっとずっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(Ｔ-Ｔ)ゝ  

 

 

 

 

・・・・・・。

 

物語はいつも唐突に始まり

そして、

唐突に終わりを告げる。

 

それ故いつも儚く脆い。

 

 

 

これは

ある友の実らぬ恋を描いた

淡く切ない

 

　愛の物語。